2月7日 定期能 【 巴 】
木曽義仲に付き従った巴御前の亡霊が僧の前に現れ、義仲との別れと敵陣突破の様子を物語ります。シテが女性の役という異例な修羅能です。
2月7日 定期能 【 梅 】
梅の精が現れ、梅をめでて君が代を寿ぐ舞を舞います。十五世観世大夫・元章によって創作されました。
2月7日 定期能 【 須磨源氏 】
光源氏の旧跡を訪れた藤原興範の前に現れた老人は、光源氏の生涯を物語り、やがて今は弥勒菩薩の浄土に住む光源氏が天下り、舞を舞います。
3月7日 定期能 【 西王母 】
仙女・西王母が、三千年に一度だけ実を結ぶ桃の花を帝に捧げ、舞を舞います。能ならではのファンタジーの世界。
□写真は二十六世観世清和 10歳の演能
3月7日 定期能 【 雲林院 】
和歌の名所・雲林院を訪れた芦屋の里の公光の夢枕に在原業平の霊が現れ、「伊勢物語」の秘伝を語り、舞います。
3月7日 定期能 【 藤戸 】
戦功を目論む佐々木盛綱に殺された漁師の母は、我が子を返せと訴えます。盛綱の弔いに応じて漁師の亡霊が現れ恨みを述べますが、弔いの功徳で成仏します。

【観世会定期能告知板】

◎定期能限定≪ハッピーアワーチケット≫
次回は3月7日の定期能で実施します。お楽しみに・・・
一般自由席:3,000円
学 生 席:1,500円
※発売席数及び入場時間等は当日、このページにて公表します。
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●2010年2月 8日 「荒磯能」メンバーの角幸二郎が「春の別会」にて「道成寺」を
披きます。皆さまの応援をお待ちしています。
●2010年2月 8日 4月4日(日)観世会「春の別会」チケット好評発売中。
●2010年1月19日 2月の「荒磯能」の解説・清水義也からのメッセージをアップ
しました。
●2010年1月19日 2月の「荒磯能」の「箙(えびら)」のシテ・新江和人からの
メッセージをアップしました。
●2010年1月19日 2月の「荒磯能」の「舎利(しゃり)」のシテ・坂口貴信からの
メッセージをアップしました。
●2009年12月11日 観世会所属能楽師の各地の稽古場案内をアップしました。
地域ごとに、そこに稽古場を持つ能楽師一覧になっています。
この機会にお稽古してみませんか?
●2009年12月11日 3月定期能のチケット発売中!
3月の番組
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ギリシャ劇は、あの石の舞台と壮大な戯曲を残したまま、キリスト生誕以前に滅びています。時間と空間を共有する観客なしには成り立たぬ演劇は、ゴッホやモジリアニが後世に評価されるという造形芸術の幸せを待つことはできないのです。
世界最古のサンスクリット演劇から派生したインドのカタカリも有名ですが、能のように7世紀近くも第一線で演じ継がれているのは、例がありません。それは時代を超え、今や国境を越えて感動を与え続けているのです。
能の持つ常に新鮮な命の鼓動に触れてみることは、混迷の時代に生きる現代人にとって
どれほどの力になることでしょう。
かつて能は、ノソノソした退屈な存在として、一般からむしろ敬遠されていたこともありました。そうした固定観念の殻にとらわれることなく、現代人が接し始めた時、思いがけない感動の泉をそこに見つけたのです。
一方、現代の科学は、じっと動かない能の演技者の心拍数が、どんなマラソン選手よりも激しい体力と気力の集中であることを証明し、能の笛が連続的に、大鼓が断続的に発する高周波が脳に著しい好影響を与えることを発見し、世阿弥の指示した能面をかけた演技者のトランスと覚めた意識の相関関係の見事さ、また能の心地よい快感支配のメカニズムも明らかにしつつあるのです。
能は一番古くて、しかももっとも新しい現代の演劇なのです。
能の舞台へようこそ。(武蔵野大学名誉教授 増田正造氏「観世流 能のすすめ」より)
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